メーデー連休が近づくにつれ、旅行市場は次第に最盛期を迎える。中国文化・旅遊部の公式サイトによると、毎年の市場データと旅行会社の予約状況を総合すると、メーデー連休期間中、中国全国で予想される旅客数は延べ1.49億人に達し、国内旅行収入は880億元になる見込み。また、旅行したい人の中で、海外旅行を選ぶ人の割合は全体の四分の一を超えると予想されている。
中国旅行研究院が全国の60都市を対象とする「中国都市農村旅行意識調査」の結果によると、2018年第2四半期の住民の希望する旅行の時間は五月に集中している。その中でメーデー期間の旅行希望者は36.6%に達する。調査によると、五月の旅行を希望する住民の中で、近郊の旅行を希望する人は31.2%を占め、大都市周辺の旅行市場がホットな状況を迎えそうだ。なお、中国国内のホットな旅行目的地として、北京(17.6%)、秦皇島(12.5%)、大連(12.2%)、ハルビン(11.8%)、上海(10.0%)、三亜(9.6%)、杭州(9.1%)などとなっている。
携程旅游は先般百度地図と共同で発表した2018年メーデー期間旅行予測報告では、「テーマ旅行として人気のあるのは、三亜・香港・台北・厦門(アモイ)・桂林などで、「一般旅行の目的地としては、北京・広州・蘇州・無錫・天津などが人気スポットとなっている。