浜松町店は日本全国で6軒目の「変なホテル」。1軒目は2015年に長崎のハウステンボスでオープンした。翌16年、同ホテルは、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」として、ギネス世界記録に認定された。
近年、少子高齢化が進む日本の社会はさまざまな分野で変化を遂げている。少子高齢化がもたらした人手不足も、ロボットが働くホテルが登場した主な原因の一つだ。それ以外にも、訪日観光客が増加の一途をたどっているという背景もあり、観光客の宿泊の需要を満たすために、ロボットが働くホテルが登場したのだ。
ロボットがスタッフとして働いていると、そのスタイルが「目玉」となり、多くの若者を呼び込むことができるだけでなく、運営コスト削減にもつながる。浜松町にオープンした「変なホテル」には118部屋あるが、同様の規模のホテルの場合、通常は受付に20—30人のスタッフが必要となる。しかし、ロボットがいれば、スタッフは7人で事足り、人件費は3分の1ほど削減できるようになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月3日