「一帯一路」関連プロジェクトがインドネシアで発展を遂げるのに伴い、中国とインドネシア両国の経済貿易関係は発展が加速している。協力分野は拡大し、協力レベルも向上、協力の成果が不断に現れ、両国の経済協力は新たなステップに進んだ。
中国・インドネシア経済貿易協力区は中国が海外で建設した経済貿易協力区第1陣の1つだ。うち、青山工業団地への投資総額は75億米ドルに上り、現地で1万以上の雇用を創出、僻地の小さな漁村が世界的に重要なニッケル鉄合金とステンレスの産業基地に変貌した。
「千島の国」と呼ばれるインドネシアは地理的環境の影響で、電力供給や発電分野で厳しい試練に直面してきた。中国はインドネシア電力業界にとって最大の国際的投資家であり、中国の電力企業はインドネシアの重要な電力サプライヤーだ。
公式統計によると、中国は7年連続でインドネシア最大の貿易相手国となった。2017年、中国とインドネシア間の貿易額は前年比18.3%増の633億米ドルに上った。中国の対インドネシア投資額は34億米ドルに上り、伸び率は30%を超えた。