米フォーブスは7日、マレーシアの人々の間では中国からの融資と投資資金が広く支持されていると報じた。中国は同国にとって歓迎すべきインフラを残してくれるが、債務をめぐり脅されることもなく、現地での雇用を中国人労働者と争うこともないためだ。
米メディアによると、マレーシアの実例から、中国の「一帯一路」イニシアチブが広く注目と期待を集め、援助を受ける国がこれを機に経済成長を実現していることがわかるという。
独フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(F.A.Z)紙は3日、「一帯一路」建設は世界で最も辺鄙な場所にあるホルゴス港にも利益をもたらしていると伝えた。総勢200名の労働者と家族がその地に定住し、中国・欧州を結ぶ鉄道の重要なコンテナ中継駅を運営している。今や中国はカザフスタンにとって最大の投資国であり、最大の貿易相手国および援助国でもあるとしている。
米CNBCは先ごろ、中国とアラブ首長国連邦は「一帯一路」取引所設立に向けて一歩前進し、「一帯一路」イニシアチブ関連の巨大なニーズに応えようとしていると報じた。