中国中鉄股份有限公司によると、中鉄上海工程局が請け負う哈爾濱−佳木斯(哈佳)鉄道重点プロジェクト濱江駅改造工事が先ごろ竣工したことにより、中国の高冷地で最長となる快速鉄道の全工事が完了した。
中鉄上海工程局哈佳鉄道建設一分部工程部長の王明氏は、中鉄上海工程局が請け負う哈佳鉄道の最後の関所となる濱江駅改造工事が終わったことを明らかにした。この工事は、哈佳鉄道全線開通のカギを握る工事だった。
同氏は、300人を超える作業員が、線路撤去、路盤整備、線路設置、連結など複数の施工作業を行い、改造工事が順調に進んだと説明している。
哈佳鉄道は2014年7月に建設が始まった。設計時速が200kmの旅客貨物共用路線で、全長が343kmに上る中国の高冷地で最長の快速鉄道だ。哈佳鉄道は現在、試験調整段階にあり、7月末に試運転、8月末に正式運行を開始する予定。運行が開始されれば、哈佳間の移動時間は現在の6時間から1時間50分に短縮される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月15日