中国は開放戦略を再構築し、包摂的発展をリードしようとしている。対外開放は中国が発展の需要に基づいて決定した戦略的選択であると同時に、実際の行動により経済グローバル化を推し進め世界各国の人々に幸福をもたらすものでもある。
「一帯一路」イニシアチブが提起されてから、80以上の国・国際機関が中国と協力協議を結び、豊かな成果が互恵協力の理念を映し出す。今年、上海で第1回中国国際輸入博覧会が開かれる予定だが、契約済みの出展企業はすでに1000社を超えており、博覧会は中国の対外開放の新たな船出を後押しするに違いない。日増しに開放する中国は、経済の質の高い発展を力強く促し、人々の素晴らしい生活へのニーズをより良く満たすにとどまらず、世界と交流し相互理解を進めるなかでも、多くの中国の知恵とアイデアを届けるに違いない。
大航海時代の世界の光景から、産業革命で形成されたグローバル市場まで、人類の文明の歴史は開放・相互理解・協力の発展の歴史だ。滔々と流れていく時代の潮流は、我々に深い啓示を与える。開放が進歩をもたらし、閉鎖は必然的に後れを取る。中国は今、立ち上がり、豊かになり、強くなり、偉大に飛躍しようとしている。これまでのどんな時よりも開放拡大に信念を持ち、対外開放の歴史に一段と輝かしいページを書き加える力を持っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月18日