港湾の作業員やアラバマ州とサウスカロライナ州にある製造工場の従業員、地方・州政府の職員、自動車産業と関連サービス提供の従事者は、このユースを非常に喜んでいるだろう。
一方で、英『フィナンシャル・タイムズ』ウェブサイトは5月22日、中国向け販売自動車の輸入関税削減による最大の受益者が、ドイツのメーカーになるとの見解を示した。
駿特商務諮詢公司のまとめによると、2017年に中国が輸入した自動車の3分の1はドイツ製で、その台数は米国を上回る。中国自動車輸入に占める米国の割合は22%、日本は5分の1、英国は9%にとどまる。
バーンスタイン・リサーチ香港のアナリストは、「ドイツの高級車メーカーは、この度発表された決定で間違いなく恩恵を受ける」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月28日