一方、調査の結果、資金繰りが厳しいと答えた企業の割合は40.1%と、3カ月連続で上昇。原材料費や人件費が高騰した企業の割合も40%を上回るなど、コスト上昇圧力が依然として経営上の大きな問題点となっていることがうかがえた。
非製造業PMIも発表され、5月は54.9だった。前月を0.1ポイント、前年同月を0.4ポイントそれぞれ上回り、安定した上昇基調が続いている。製造業と非製造業を合わせた5月の総合PMI産出指数は54.6と、前月から0.5ポイント上昇。中国企業の経営活動は拡大基調が強まっていることがうかがえた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月1日