カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギスタン、タジキスタンなどの中央アジア各国はここ数年、国内の改革を深化させ、ビジネス環境の改善を進めながら、インフラ建設と固定資産投資を重視している。対外的な協力を強化し、中国など主要国との経済・貿易交流の発展に注力。中国が主導する「一帯一路」建設に主体的に参入し、良好な経済発展トレンドを保っている。
中央アジア各国は、「一帯一路」共同建設の重要なパートナーとして「一帯一路」構想に強く賛同し、同構想を「中国の快速列車」に乗車する貴重なチャンスと捉えている。中央アジア5カ国は、「一帯一路」建設に参与する積極性を持続的に高め、中国との協力を国家戦略の枠組みに入れている。
施設の相互接続は、中央アジア各国が一様に強い関心を示すと同時に、「一帯一路」建設の大きな目標にもなっている。キルギスタン政府は、「道路の修復と管理に努め、国際輸送回廊の発展と国内道路ネットワークの拡大に努める」方針を打ち出した。トルクメニスタンはここ数年間で、自国に国際交通輸送ターミナルを建造するための戦略計画を策定し、交通インフラ建設プロジェクトを実施した。また、タジキスタンは国家発展戦略で、交通の孤島からクロスボーダー輸送回廊への転換を目指している。