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発信時間：2018-06-07 16:06:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　間もなく開催される上海協力機構青島首脳会議に、パキスタンは加盟国として初めて参加する。パキスタンの専門家や学者の多くは、この歴史的な瞬間に喜びと誇りを感じると同時に、上海協力機構の発展を目の当たりにし、それに参与するのは幸せなことと強調。経済・貿易協力、相互接続、人文交流などの分野で、上海協力機構からたくさんの恩恵を受けられるとの見解を示した。

 

　パキスタン政策研究所シニア研究院のイファン氏は、パキスタン経済の最も目立つ特徴について、工業化の程度が低く、特に工業製品の国内生産能力が不足していると指摘した。このような経済構造を持つため、パキスタンが地域組織から脱退し、公平性の向上が待たれる経済グローバル化の環境の中で孤軍奮闘しても、利益を得ることは困難と分析。これを踏まえ、パキスタンが自国に適した地域経済一体化枠組みを重視し、深く参与することを期待すると話した。

 

　上海協力組織の枠組み内で、他の加盟国と経済・貿易協力を展開することは、パキスタンにとって非常に大きな魅力だ。上海協力組織加盟国と経済協力における平等互恵の原則を定め、この原則により展開される協力が、パキスタンの経済的利益を保障する。また、パキスタンが上海協力機構の加盟国、特に中央アジア諸国との貿易相補を強めることには、貿易の原動力となる。

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