輸出関連分野の参与する意向がはっきり示されている上に、中国国際輸入博覧会はフランスメディアの注目も集めている。今年4月に仏『ラ・デペッシュ』は、中国国際輸入博覧会について大幅な紙面を割いて報道し、この博覧会が中国市場開放の重要なサインになるとの見解を示した。同時に、中国の関税引き下げや「一帯一路」建設などの措置を紹介した。
フランス各界の反応をみると、外国はすでに中国市場開放によるチャンス共有の揺るぎない措置を感じ取っている。保護貿易主義が台頭するなか、中国が伝えている誠意は疑う余地がなく、とても貴重なものとなる。
博覧会を広く宣伝し、フランス企業の参与度を効率的に上げるため、在フランス中国大使館経商処も早くから宣伝活動を行ってきた。イベント担当者は、足繁く各種のフランス企業を訪れて招待活動を進めている。
中国国際輸入博覧局のまとめによると、今年5月22日時点で、出展契約済みのフランス企業は40社を超え、その製品展示エリアの面積は4千㎡を上回り、世界主要国のなかでも上位の規模となっている。中国国際輸入博覧会の開催は、中国とフランスの経済・貿易協力が深化する新たな契機となることが期待されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月12日