中国、砂漠地帯の緑化と所得増加に努め地域間の協調発展をめざす

中国、砂漠地帯の緑化と所得増加に努め地域間の協調発展をめざす。

タグ:中国環境保護

発信時間:2018-06-16 15:20:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今年で24回目を迎える「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」(6月17日)。この日を記念する大会が14日、陝西省の楡林市で開かれた。大会のテーマは「貧困脱却の堅塁攻略戦」。

 

 国家林業草原局の張建龍局長は大会で挨拶し、砂漠化防止への取り組みを全面的に強化する考えを示した。植物による被覆を主体に砂漠地帯の生態環境保全障壁の構築に注力し、砂漠地帯の緑化と所得増加との調和ある発展を推進、砂漠化防止と貧困防止とが正の相互作用をもたらすよう目指していきたいとして、次のように述べた。

 

 「土壌の劣化や砂漠化は世界全体が抱える深刻な環境問題だ。中国政府はかねてから砂漠化防止への取り組みを重視してきた。砂漠化防止を「生態文明建設」にとって重要ものと位置付け、一連の施策により早急に防止に向けた歩みを加速させてきた。

 

 長年にわたる不断の努力により、中国の砂漠化した土地の面積は10数年連続で減少し、その拡大傾向を効果的に食い止めることができた。「沙進人退(砂漠化の進行による人類生存圏の縮小)」から「緑進砂退(緑化の拡大による砂漠の縮小)」という歴史的な転換を果たした。一部の砂漠地帯では大幅な環境改善がみられ、世界の砂漠化防止の手本となった」

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