課税ライン引き上げと特別控除から着手
中国財政部が作成する予算報告と予算案は3月に審議に提出され、これには基本額と控除基準の引き上げが含まれていた。
中国社会科学院財経戦略研究院の揚志勇研究員は「個人所得税の課税ライン引き上げは、個人所得税の位置付けを考慮しなければならない。個人所得税は大衆税であり、少数の人から徴収するわけにはいかない。免税ラインは5000元前後とする。今後の個人所得税改革の主な方向性は、総合と分類、給与所得と労働報酬所得を合わせた一括課税となる。今年中に給与?9?9労働報酬を合わせた統一的な税率と段階が発表されるだろう」と予想した。
中国網日本語版(チャイナネット)2018年6月18日