改訂版外商投資参入ネガティブリスト、製造業の全面開放を実現

改訂版外商投資参入ネガティブリスト、製造業の全面開放を実現。

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発信時間:2018-06-20 11:21:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国証券報の調べによると、中国はこの5年間で「外商投資産業指導目録」を2回改訂しており、海外企業による投資の規制を65%減らしている。海外企業による投資の96%以上を記録・管理しており、審査時間を80%以上短縮している。

 

 国家発展改革委員会の厳鵬程報道官は、今回の改訂版ネガティブリストには(1)規制のさらなる大幅緩和。数よりも重要なのは、より大きな決意で重点分野の開放を推進すること(2)予測可能性の向上。これまでの「1度に1回開放」という開放モデルを変え、一部業界の今後数年の開放ロードマップ・日程表を一挙公開し、過渡期を明確にする――という2つの特徴があると説明した。

 

 対外経済貿易大学国際経済研究院の院長は、改訂版ネガティブリストで最も重要なは「縮小」と指摘した。中国の経済力が強化を続けており、産業の競争力が日増しに拡大し、経営環境が改善されている。この過程において投資前内国民待遇とネガティブリストの管理モデルを採用し、国際市場の投資参入の基本的な管理制度の変革に追いついているが、ネガティブリストにはさらなる縮小の余地が残されている。それを踏まえた上で、自由貿易試験区のネガティブリスト、全国外商投資参入ネガティブリストのさらなる調整を行い、1枚の統一された、全国で適用される、簡略化されたネガティブリストを形成する必要がある。

 

 製造業の全面開放を実現

 

 改訂版ネガティブリストは、製造業の開放を重点としている。

 

 2017年版「外商投資産業指導目録」の統計によると、製造業の31大類、179中類、609小類のうち、完全に外資に開放されているのは22大類(71%)、167中類(93.3%)、585小類(96.1%)だ。中国の製造業がほぼ開放されていることが分かる。全面開放を実現するという、次の開放拡大の方向性が明確に示されている。



中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月20日



 


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