アジアインフラ投資銀行(AIIB)理事会は、26日に開催された第3回年次総会で、レバノンの加盟により加盟国・地域が87に増えると発表した。
AIIBのダニー・アレクサンダー副総裁は「レバノンのAIIB加盟を歓迎する。中東地域の重要な商業の中心であるレバノンが、AIIB内部で積極的な力を発揮することに期待している」と表明した。
AIIBから加盟が認められた後、レバノンはさらに国内の法的手続きを踏まえ、資本金を銀行に預けてから正式な加盟国となる。
中国はAIIB最大の株主で、役員会を通じて重要な作用を発揮している。責任を負う大国として中国が世界に対し、人々から感服される姿勢を示してきた。
AIIB会長の金立群氏はこのほど、インドのムンバイで『新華社』記者の取材に応じた際に、「AIIBの持続的な拡大は中国に対する信任票の増加を示している」と述べた。
AIIBの創設メンバーは57カ国・地域で、レバノンの加盟はAIIBにとって最新の加盟国拡大となる。AIIB第3回年次総会は25−26日に、インドのムンバイで開催された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月27日