中国工業・情報化部の最新統計データによると、中国製造業重点業界中堅企業の「双創」(大衆による創業・革新)プラットフォーム普及率が5月末時点で71.5%に達した。中央企業が設立した各種インターネット「双創」プラットフォームは121で、中小・零細企業200万社超に革新・創業サービスを提供した。「双創」プラットフォームは現在、技術的難関の共同突破及び人材育成の要衝、資源共有及び需給連結の中心的な担い手になろうとしている。
中国工業・情報化部の王新哲チーフエコノミストによると、製造業「双創」プラットフォームの建設と結びつけ、計9万9000社が情報化・工業化融合の自己評価、自己診断、自己ベンチマーキングを行った。中国のデジタル化研究開発・設計ツールの普及率は現在67.4%に、重要工程デジタル制御率は47.8%に達している。
王氏によると、業界のリーディングカンパニーを中心とし、インターネットに基づく消費アップグレードの需要を見据える産業チェーン「双創」プラットフォームを構築することが、次の中国製造業「双創」活動の重点となる。2020年末までに重点業界中堅企業のインターネット「双創」プラットフォーム普及率を85%まで高める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月27日