北京と上海のスタートアップ企業、アジアを独走

北京と上海のスタートアップ企業、アジアを独走。中国では2012年からの5年間で、時価総額10億ドル以上のスタートアップ企業が46社生まれている。これはアジア全体の「ユニコーン企業」の8割を占める数だ…

タグ:時価総額 企業 資金調達

発信時間:2018-07-07 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国では2012年からの5年間で、時価総額10億ドル以上のスタートアップ企業が46社生まれている。これはアジア全体の「ユニコーン企業」の8割を占める数だ。スタートアップ企業についてはシリコンバレーが現在も世界トップの地位を占めているが、中国の北京と上海はアジアで独走しており、世界的に見ても西側の同業者を猛追している。米ビジネス・インサイダーが伝えた。


 米コンサルティング会社のCBインサイツが実施した調査によると、多くの「重量級ハブ」(多くの安定的に成長するスタートアップ企業、資金調達の後半の段階にあるスタートアップ企業を持つ都市)が米国に集中しているが、「高成長都市」の半数がアジアにあることが分かる。これらの都市はより多くの資金を調達できるといった特徴を持ち、その中には東京やニューデリーなどの都市も含まれる。ところが下図のように、中国の都市が最も目立っている。


 2012−17年の5年間で、時価総額10億ドル以上のスタートアップ企業の約8割が中国国内に位置していた。うち上海は29社、北京は17社。シリコンバレーは57社、ニューヨークは13社のみ。北京のスタートアップ企業は2012年より720億ドルを調達し、シリコンバレーの1400億ドルに次ぐ規模となっている。ニューヨークは360億ドル。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月7日  

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