中国の対米輸出増加率が急低下 米保護主義の弊害

中国の対米輸出増加率が急低下 米保護主義の弊害。

タグ:中国対米輸出

発信時間:2018-07-06 17:03:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

税関総署がこのほど発表したデータによると、今年上半期には中国の対米輸出増加率が5.4%となり、前年同期比13.9ポイント低下した。6月に限ってみると3.8%で、同23.8%低下した。新華社が伝えた。

今年に入ってから中国の対外貿易の輸出は安定した増加傾向を維持しているが、対米輸出増加率は目立って低下した。専門家は、「この背後には経済環境の影響もあれば、米国が発動した貿易摩擦が市場の信頼感に影響を与えたこととも関連がある」との見方を示す。

商務部国際貿易経済協力研究院国際市場研究所の白明副所長は、「ある側面からみれば、世界経済の好転という環境の影響を受けて、昨年の中国の対米輸出は回復的成長を遂げた。今年は常態化した成長となり、中国から大部分の国への輸出増加率が軒並み昨年を下回ったことがある」と述べた。

だが業界関係者は、「こうした要因だけでなく、米国が自ら発動した貿易摩擦が中国の対米輸出増加率の低下を招いた重要な誘因だ」との見方で一致する。

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