中欧列車が「一帯一路」の名刺に 9000本運行を突破

中欧列車が「一帯一路」の名刺に 9000本運行を突破。

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発信時間:2018-07-10 14:39:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 今年6月末時点で、中欧列車は運行9000本を突破し、約80万TEUの貨物を国内48都市から欧州14カ国42都市に輸送し、アジア・欧州大陸の主要エリアを網羅した。


 中欧列車とはどのようなものか。庶民の生活にどのような変化をもたらしたか。国務院新聞弁公室が7月9日に開いた国内外メディア向けの会見で、中欧列車の第一線で勤務する5人の従業員が説明した。


中欧列車は金名刺、新しい紐、人々の生活に資する列車


 中国鉄道コンテナ公司成都支社重慶営業部の張偉エンジニアは、中欧列車はは富と実益をもたらす「一帯一路」の金名刺だと見ている。張偉氏は、「高速鉄道が国家の名刺で、人々の旅行を変えたと言うのであれば、一帯一路の名刺である中欧列車は物流方法を変えたと言える」と述べた。


 2011年に重慶市で試験走行を実施した中欧列車は現在、ロシア、ポーランド、ドイツを日常的に運行している。鉄道コンテナ輸送の第一線で長期間勤務する張偉氏は、中欧列車の運行が荷主企業に便宜をもたらしたことを実感してる。張偉氏は「重慶地区の国際コンテナ発送量は全体の80%を占め、重慶地区の中欧列車運行本数は2011年の片道17本から往復629本になり、今年は往復1500本に増加する見通し。これらは中国の改革開放、特に開放拡大の成果である」と話した。


 中国鉄道ウルムチ局集団公司阿拉山口駅貨物輸送区間の郭三副主任は、中欧列車は各国をつなぐ新しい紐のようなものだと考えている。


 郭三氏は、「中欧列車は中国と欧州、世界を繋ぐ架け橋になった。昔はシルクロード、現在は新亜欧大陸橋があり、中欧列車はこの新シルクロードを往復し、道を作り、中国と世界各国の関係をより密接にした。中欧列車ができたおかげで、阿拉山口からゴビ風口までが黄金のルートになり、通関時間は12時間から6時間に、輸送時間は25日から13~14日に短縮され、運行はますますスムーズになっている」と述べた。


 中国鉄道武漢局集団公司江岸車両区間の点検員の李超傑氏は、中欧列車は人々の生活に資する列車だと考える。


 李超傑氏は、「中欧列車が私たちにもたらした最大の変化は食卓に現れている。中欧列車の開通後、海外の優れた食品が国内に輸送され、フランスのチーズ、ドイツのビール、ベラルーシの牛乳、ロシアの食用油などがスーパーで購入できるようになった。また価格も安く、6本セットのフランスの淡いんは200元以下で買える。中国からも多くの食品が海外に輸送されている。先日、湖北省の10万匹のザリガニが中欧列車でロシアに輸送された。各国のサポーターはサッカーを観戦しながらビールとザリガニを味わうことができる。これらも庶民が感じられる変化である」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月10日



 

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