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中国商務部、米国の対中追加関税措置について声明を発表。
タグ：中米貿易摩擦
（五）米国の貿易戦争は中国を念頭に置くばかりでなく、全世界を敵とし、世界経済を危険な境地に引きずり込む。米国側は「米国ファースト」の旗印を掲げ、利己的に勝手に国際組織を脱退し、各国を敵視している。知的財産権を口実とする中国に対する米通商法301条に基づく調査、さらには国家安全を口実とする世界主要国に対する米通商拡大法232条に基づく調査で、鉄鋼、アルミ、自動車などの重要産業の貿易摩擦を作り出している。すでに多くのWTO加盟国が米国に報復措置を講じており、WTOに提訴している。米国が仕掛けた経済史上最大規模の貿易戦争は、中米間の貿易戦争のみならず、世界範囲の貿易戦争と言える。米国はこうすることで世界経済を「冷戦の罠」「衰退の罠」「反契約の罠」「不確実の罠」にかけ、世界経済・貿易環境を著しく悪化させ、世界の産業チェーンとバリューチェーンに被害をもたらす。世界経済の回復を妨げ、世界市場の混乱を引き起こし、世界の多くのグローバル企業と一般消費者の利益を損ねる。
（六）中国側は引き続きこれまでの計画とペースに基づき、確固不動の姿勢で改革開放を推進する。さらに世界各国と共に、自由貿易の原則と多国間貿易体制を確固不動の姿勢で守る。今年は中国の改革開放40周年だ。この40年の中国経済の高度成長は改革開放によって実現されたが、今後の経済高品質発展の推進も依然として改革開放が必要になる。外部環境にどのような変化が生じようとも、中国政府は市場に資源配置における決定的な力を発揮させ、知財を保護し、経営者に重要な力を発揮させる。競争を奨励し独占に反対し、対外開放の推進を継続する。魅力的な投資環境を作り、経済グローバル化を断固支持し、国際経済・貿易体制を断固守り、進歩を求める世界のすべての国と共に発展し、繁栄を共有する。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年7月13日
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