この点について今回の首脳会談で、前向きで明確なメッセージが出てくるはずだ。実際に中国とEUは、あらゆる問題に関して意見が一致しているわけではないが、誠実なコミュニケーションを通じてコンセンサスを拡大し、食い違いを調整することで、中国とEUの協力における広大な先行きと、共に担う共通の責任に焦点を絞ることができる。これは、中国・EU関係発展の方向性に加え、中国とEUの大きな力に対する国際社会の期待とも合致する。
私は、第20回中国・EU首脳会談が成功し、中国とEUが各分野の実務協力を深化させる行動指針を打ち出し、世界の各種試練への対応を政治的に牽引することになると思う(文:駐EU中国使節団団長・大使、張明氏)。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月17日