市場主体別では、今年上半期の市場主体の1日平均登録数は1万8100社で、「放管服改革」(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)が引き続き深化し、創業・創新が発展した。知的財産権の保護が一段と強化され、全国の特許行政法執行処理件数は前年同期比で29.5%増加し、ビジネス環境とイノベーション環境は一段と改善した。
新供給の面から見ると、ハイテク産業・設備製造業・戦略的新興産業の付加価値成長率はそれぞれ11.6%、9.2%、8.7%で、一定規模以上工業企業全体の付加価値成長率の伸びを大きく上回った。
グリーン発展については、クリーンエネルギーがエネルギー消費全体に占める比率は前年同期比で1.5ポイント上昇した。GDP1万元あたりのエネルギー消費量は同3.2%減少し、減少率は目標値の3%を上回った。
上半期の経済運営は安定推移し、構造改善と高度化が進み、原動力の転換が加速、質と効率が向上した。消費の経済成長に対する基礎的作用が強固になり、サービス業の経済成長に対する安定装置としての役割も固まった。毛盛勇・報道官は「外部環境の不透明感が増し、国内の構造調整が重要な時期に差し掛かるなか、このような成果を収めたのは容易なことではない」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月17日