中国の原子力発電プロジェクト、半月で3件が大きく進展

中国の原子力発電プロジェクト、半月で3件が大きく進展。

タグ:中国原子力発電

発信時間:2018-07-17 15:48:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国能建南方建設広東火電(広東火電)が建設を請け負う陽江原子力発電5号機は7月12日、168時間の試験運行を無事に終えた。発電機は、運行状態が安定し、商業運行の準備が整った。これは、中国能建が創業以来初めて手がける商用可能な原子炉冷却系統設備据付機で、同社にとって同分野参入の重大な意義を持つ。

 

 これに先立つ6月30日には、中国能建規画設計集団華東院(華東院)がタービン系統設備とBOP設計を請け負い、華東建投浙江火電が建設に参与するAP1000世界初の浙江三門原子力発電1号機が、最初の発電と送電に成功した。6月29日にも、広東院と広東火電が建設に参与するERP世界初の広東台山原子力発電1号機が、最初の発電と送電に成功している。

 

 わずか半月の間に原子力モデルプロジェクト3件が相次いで大きな進展をみせ、中国の原子力発電所建設は新たな段階を迎えた。原子力発電プロジェクト建設において、中国能建が立つ重要なポジションが再び明らかとなった。

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