開示資料によると、三門原子力発電所は、華東院が参与する設計項目数が最も多い原子力発電プロジェクトで、一期工事にタービン系統設備とBOP項目30件近くが含まれる。1980年代から華東院は、三門原子力発電所の現地調査と設計の準備作業を開始し、タービン系統設備設計の全プロセスに参与してきた。AP1000の設計上の特徴と課題に関する研究と解決を行い、原子力発電では初となる冷却系統設備14体のタービン室内配置や、竜巻対策の計算分析などを行った。
三門原子力発電タービン系統設備の設計において華東院は、設計の刷新と合理化を進めた。初となる国内原子力発電所取水工事でのシールド法トンネル技術使用、内径(4.1m)が世界最大の原子力発電機循環水道管の設計、国内原子力発電プロジェクトで最新のポンプ室基礎杭と最新の原子力発電タービン系統設備地下建屋などの設計を行った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月17日