設立30周年 国家ハイテク産業開発区が新たな発展期を迎える

設立30周年 国家ハイテク産業開発区が新たな発展期を迎える。

タグ:ハイテク産業

発信時間:2018-07-18 12:06:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 特に、国家ハイテク産業開発区の集中と牽引効果が大きい。2017年時点で、国家ハイテク産業開発区に集まった研究院は2900件、各種大学は800件、企業技術センターは1万1千件を超える。また、国家ハイテク産業開発区156カ所のうち、所在都市のGDPに占める割合が20%超は44カ所、30%超は20カ所、50%超は8カ所に上る。

 

 科技部たいまつセンター主任の張志宏氏は、2018年の国家ハイテク産業開発区について、国民経済の安定的で健全な発展を強く支え、新旧の成長エネルギー転換を促進すると同時に、新たなトレンドをいくつか生み出していると説明。例として、「量」の成長から「質」向上の重視への転換、「ハードウエア投入」から「ソフトウエア環境」構築への転換、土地譲渡と優遇政策中心から改革とイノベーション・創業の環境造営への転換、単純な産業発展から科学技術や経済・社会が全面的に協調する持続可能な発展への転換が進んでいることを挙げた。

 

 張志宏氏は、杭州ハイテク産業開発区を例にとり、ここ5年間の固定資産投資が平均でわずか0.5%増となる一方、GDP成長率が年間9.4%に達し、ハイクオリティで効率的な発展を具現したと指摘。また、国家ハイテク産業開発区が、当該区の発展から、グローバルイノベーション資源の総合的な利用を重視するように変わったと説明した。2017年末時点で国家ハイテク産業開発区企業は、国外研究開発機関を計994社設立している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月18日

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