経済 > ASEANの果物、中国で贅沢品からリーズナブルな人気商品に
ASEANの果物、中国で贅沢品からリーズナブルな人気商品に。
タグ：ASEAN 果物 中国 気商品に
「実の白いドラゴンフルーツは低糖質という長所があるため、当初はベトナムからの輸入品は国内の糖尿病患者や高所得層を主なターゲットとしていた。中国・ASEAN自由貿易区が設立され、中国とASEAN諸国が通関の円滑化、交通の相互接続などの協力を強化したことで、ドラゴンフルーツを始めとする東南アジア諸国の果物が、中国に大量に輸入されるようになった。輸入コストが徐々に低下したため、ドラゴンフルーツの中国での販売価格も親しみやすくなり、一般人の食卓に進出するようになった」
「ベトナムのドラゴンフルーツは以前、中国の口岸に入るためには検査・検疫などの各種通関手続きを受け、早ければ1日、遅ければ2、3日かかっており、時間を浪費していた。現在は1時間に短縮され、ずいぶん便利になった。中国市場では東南アジア産果物への大きな需要がある。農産物市場やスーパーなど伝統的な販売ルートの他に、ASEANの熱帯果物を主に取り扱うチェーンジュース店、レストラン、果物体験館などがある」
陳氏は国内市場の需要を満たすため、ベトナムで複数の直属の工場と若干数の代理工場を建設した。うちベトナムのファンティエットの直属工場は最大規模で、毎日コンテナ15個分のドラゴンフルーツを出荷する。同社は毎年ベトナムから価値にして15億元のドラゴンフルーツを輸入しており、国内では需要に供給が追いつかないほどだ。
陳氏は「多くの中国企業がASEAN果物産業に進出している。これは将来的に、中国市場に入るASEANの果物が増え続けることを意味する。日増しに整う国際農作物貿易協力及び市場競争の環境において、ASEANの果物は中国で量が増え価格が低下し、質の改善が続く」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年7月24日
 |
|
 |
一覧同コラムの最新記事
