発展の質において、中央企業制度改革が基本的に完了。ほとんどの中央企業が規範化された董事会を設立し、ガバナンス構造が改善した。戦略再編が進み、中央企業数は国資委設立時の196社から96社に調整された。昨年以降、中央企業の増益率は増収率を上回り、資産に対する負債の割合も着実に下がっている。
世界ハイテク強国の骨幹を確立するため、ここ数年は国有企業のうち特に中央企業がミドル・ハイエンドを目指してモデル転換を進め、評価政策の強化、インセンティブ制度の整備、人材グループ確立の強化、技術と資本の結びつき推進などの措置を通じ、イノベーションの血管をつくっている。
「慧眼」衛星の宇宙遊泳からC919ジェット機の飛行、初の海域メタンハイドレードの試掘成功、洋山四期オートメーション埠頭の開港、「復興号」高速鉄道の運営まで、重大な科学技術イノベーション成果と重大プロジェクト建設成功の知らせが相次ぎ、国有企業のイノベーション駆動発展戦略の努力が結集している。