中国の介護サービスに新たな需要

中国の介護サービスに新たな需要。

タグ:中国介護サービス

発信時間:2018-07-31 14:28:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「おしゃべり」、介護コンサルタント、老人食堂など介護サービス業に新たな形態が相次いで出現しており、その背景には高齢者の需要の変化があった。中国国家衛生健康委員会主要幹部・全国老齢弁常務副主任の王建軍氏は、中国の高齢者消費が需要高度化に向かい、需要構造が生存型から発展型へと変わったとの見解を示している。

 

 王建軍氏は先ごろ、中央・国家機関定年退職幹部人口高齢化国情教育大講堂で、中国の高齢者がハイクオリティな物質と生活、ハイセンスな精神生活、社会生活への深い参与をますます求めるようになり、サービス需要が単純な生活の世話から多レベル、多様性、個性的なものへと変わっていると指摘。社会的な役割が、以前の世話受ける受動型から、社会への参与を求める主体型に変わったとしている。

 

 中国老齢科学研究センターが発表した「中国都市部高齢者生活状況調査レポート(2018)」によると、訪問看護、家事手伝い、リハビリ・介護などのサービスが上位に並んだほか、高齢者の10.6%が心理コンサルティング、もしくは気晴らしの会話サービスを求め、10.3%が健康・教育サービスを求めている。高齢者の余暇生活は、品質と流行が一層重視され、観光が高齢者の精神生活の新たな選択肢になりつつある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月31日


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