中央政治局会議から見る下半期中国経済の6大シグナル

タグ：中国経済

発信時間：2018-08-01 10:28:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　シグナルその四：難題を解消、改革開放を掘り下げ経済の活力を引き出す

　会議は、開放拡大、市場参入条件の大幅な緩和の重大措置を実行に移し、「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード）の発展の掘り下げを推進し、第1回中国国際輸入博覧会の成功に専念するとした。

　中国社会科学院財経戦略研究院の汪紅駒研究員は「一帯一路共同建設の発展の掘り下げを推進し、輸入博覧会を成功させることで、貿易自由化を断固支持し、世界に向け自ら市場を開放する中国側の決意を示すことができる」と判断した。

　シグナルその五：価格高騰を抑制、不動産市場問題を解消

　会議は、不動産市場問題を解消する決意を固めるとした。都市に応じた施策を堅持し、需給バランスを取り、景況感を合理的に誘導し、市場の秩序を整え、住宅価格の高騰を断固抑制する。

　中国社会科学院都市・競争力研究センターの倪鵬飛主任は「今回の会議は住宅価格高騰を抑制する調整目標を強調した。現在の複雑なマクロ経済情勢のもと、指導部が不動産市場問題を解決する自信と決意が示された」と述べた。

　シグナルその六：雇用安定、国民生活の保障と社会の安定に取り組む

　今年上半期の全国都市部新規就業者数は752万人に達した。重点集団の雇用がほぼ安定したが、雇用は依然として圧力に直面している。

　会議は、下半期に国民生活の保障と社会の安定に取り組み、雇用安定をより目立った位置に置くことを明確にした。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年8月1日

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