中米貿易戦 米国の脅し、中国には奏効せず

中米貿易戦 米国の脅し、中国には奏効せず。

タグ:中米貿易戦争

発信時間:2018-08-02 10:36:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 総額160億ドルの中国製品を課税対象とするヒアリングを終え、間もなく実行に移そうとするなか、米国は再び新たな脅しに乗り出した。米国側がこのほど発表した情報によると、総額2000億ドルの中国製品に10%の関税を上乗せするとしていたが、これを25%に引き上げることを検討するという。


 米国の真の意図はさておき、中国側に貿易上のいじめの棍棒を振りかざしながら、交渉を求める声を出すという矛盾した行為は、米国の常套手段となっている。脅しとゆすりを道具とし、相手側に妥協を強いることで、自国の利益を最大化する。残念ながら米国側は自分が握っている道具を過大評価している。この貿易上のいじめは目的を達成できないばかりか、国のイメージと信用を損ね、かつ多国間貿易体制と国際経済・貿易秩序を危機に陥れる。


 中国側が自ら貿易戦争を発動しようとしたことはなく、貿易摩擦を対抗ではなく対話で処理することを主張してきた。中国側は終始、最大の誠意によって対話と交渉を推進しており、進展を実現したこともある。しかし米国側は約束を守らず、態度を二転三転させ、貿易摩擦を絶えずエスカレートさせている。本来ならば実行可能だった共通認識を水の泡にし、本来ならば可能だった交渉を膠着させている。米国側の脅迫に対する中国の態度に変化はない。中国は戦いたくないが、戦いを恐れず、必要な場合はやむなく戦い、国の核心的利益と中国人の利益を断固守る。中国側は十分に準備を整えており、「量と質」の措置で報復することが完全に可能だ。米国側が交渉のテーブルに戻れば中国側は歓迎するが、協議の前提は相互尊重、規則の遵守、率直な態度、対等な立場だ。中国側はいじめや強権による服従を絶対に受け入れない。

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