資本市場開放措置が近く実施へ 外資参入に期待

資本市場開放措置が近く実施へ 外資参入に期待。

タグ:資本市場開放 外資参入

発信時間:2018-08-12 09:01:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   中国証券監督管理委員会は先日の会議で、重点推進と迅速な実施が必要な5大作業を取り決め、証券業の外資持ち株比率の制限緩和政策の実施を早急に推し進め、「滬倫通」(上海証券取引所とロンドン取引所の株式相互取引)の各準備作業に取り組み年内開通を目指し、A株のFTSEラッセル指数採用を積極的に支援しA株のMSCI指数における比率を高め、QFII、RQFII制度を改正し、参入基準の統一、参入条件の緩和、外資投資範囲の拡大を進めるとした。

 

 業界関係者は、証券監督管理委員会の一連の行動と政策は、より多くの外資を引き入れて資本市場の開放を拡大するという明確なシグナルを発していると話す。方針を見ると、これも改革深化の大勢の赴くところである。

 

 北京工商大学証券先物研究所の胡兪越所長は記者に対し、資本市場の開放拡大改革の深化に関する一連の措置にはいくつかの注目点があると話した。


    1つ目は、機関への海外投資家の誘致。つまり金融機関の対外開放。世界の経験をもとに投資銀行、証券会社、基金、先物会社の国際競争力を高めることができる。2つ目は、市場への投資家のの誘致。例えば、「滬倫通」は海外進出でもあり、国際投資家の誘致でもあり、新鮮な血と多くの資金が入る。海外投資家はバリュー投資と長期投資に重視し、安定した市場にとってプラスである。3つ目は、A株のMSCI指数における比率を高める。A株のMSCI指数における比率が高まるということは、国内の証券市場の国際化レベルが高まったことを意味し、A株市場が国際的に認められ、国際化を推し進めることにもなる。


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