株式上場する保険会社と傘下の資産保険会社、安邦財険などを除き、74社の非上場の資産保険会社が今年第2四半期の支払い能力報告を発表した。赤字を計上した企業は41社で赤字額は計24億6000万元、黒字は33社で純利益は30億2500万元、74社の純利益は5億6500万元だった。
今年第2四半期は巨額の赤字または黒字に分かれた。『証券日報』の記者がデータをまとめたところ、純利益または赤字額が1億元を超えた企業は9社で、陽光財険、英大泰和、中華聯合、中石油専属、鼎和財険、華泰財険、鉄路自保、国寿財険、永安財険が1億元以上の純利益となった。
33社の総利益は30億元超
『証券日報』の統計によると、非上場の資産保険会社74社が第2四半期の支払い能力報告を発表した。うち、赤字を計上した企業は41社で赤字額は計24億6000万元、黒字は33社で純利益は30億2500万元。全体で見ると、赤字の企業が黒字の企業より多く、74社の純利益は6億元以下となった。
黒字の企業については、陽光財険、英大泰和、中華聯合、中石油専属、鼎和財険、華泰財険、鉄路自保、国寿財険、永安財険の9社が上半期の純利益が1億元以上だった。
黒字の規模を見ると、純利益1億元以上の上述の保険会社を除き、7社が純利益5000万元から1億元、その他の資産保険会社の純利益は1億元以下だった。
赤字の企業については、浙商財険など資産保険会社7社が上半期に1億元以上の赤字を計上。14社が5000元から1億元の黒字、18社が5000万元以下の赤字となった。
支払い能力を見ると、非上場の資産保険会社74社はいずれも十分な支払い能力を有する。支払い能力の変化については、第2四半期末時点で28社のソルベンシーマージン比率が前四半期比で上昇し、46社が横ばいまたはやや低下した。
中債資信が発表した資産保険会社の債券信用格付けによると、大手資産保険会社の原価率は業界平均を下回り、改善され、投資スタイルは安定し収益状況も良好で、経営リスクは全体的に低い。中小企業は原価率、総合給付率、総合費用率の上昇などの問題に直面している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月14日