上場企業が今年上半期の業績報告を発表するに伴い、QFII(適格海外機関投資家)の第2四半期のポジション変化の状況が徐々に明らかになってきた。
証券日報市場研究センターが同花順のデータをまとめたところ、すでに今年の中間報告を発表している企業のうち、10大流通株の筆頭株主がQFIIとなっているのは41社にのぼる。うちQFIIが第2四半期に新たに取得したのは12銘柄、QRIIがポジションを増やしたのは9銘柄で、計21銘柄となっている。大型消費及び科学技術優良銘柄がQFIIから最も注目されている。
ポジション量を見ると、第2四半期末現在、上述した41社のうちQFIIの持株が1000万株を上回る企業は17社。具体的に見ると、南京銀行(12億6148万7500株)、深セン空港(1億1480万1400株)、海康威視(7289万4400株)などの6社が3000万株を上回っている。他にも工業富聯、碧水源、瀚藍環境などの11社が1000万株を上回っている。