中国国家統計局が14日に発表したデータによると、今年1−7月の不動産開発企業による建物施工面積は前年同期比3.0%増の72億8593万平方メートルで、伸び率は1−6月より0.5ポイント増となった。うち住宅施工面積は3.9%増の50億2037万平方メートル。建物新規着工面積は14.4%増の11億4781万平方メートルで、伸び率は2.6ポイント増。
中原地産の張大偉チーフアナリストは「不動産価格高騰は38カ月以上も続いており、中国の最長記録を更新し続けている」と述べた。
分譲住宅の販売を見ると、1−7月の分譲住宅販売面積は前年同期比4.2%増の8億9990万平方メートルで、伸び率は1−6月より0.9ポイント増となっている。分譲住宅の販売額は14.4%増の7兆8300億元で、伸び率は1.2ポイント増。これは7月の販売額が、前年同月の6兆8461億元を1兆元ほど上回ったことを意味する。
58安居客不動産研究院の張波チーフアナリストは「統計局が発表したデータを見ると、1−7月の全国不動産市場の伸び率が依然として上昇している。うち全国不動産開発投資の伸び率は1−6月と比べ0.6ポイント増、施工面積は0.5ポイント増、土地成約価格は1.6ポイント増、分譲住宅販売面積は0.9ポイント増。デベロッパーの投資の意欲、購入者の意欲がなおも旺盛だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月15日