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1−7月、中国が過剰石炭生産能力を8000万トン解消。
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中国の国家発展改革委員会（発改委）報道官の趙辰昕氏は16日、国家発改委記者会見で「供給型構造改革の掘り下げ、特に過剰生産能力の解消の推進とゾンビ企業の整理に伴い、市場決定要素を生み出すメカニズムが徐々に形成され、需給構造がより調和的でバランスのとれたものになった」と述べた。
関連データによると、鉄鋼、石炭、石炭火力発電などの業界の過剰生産能力解消活動が、今年に入り積極的かつ秩序正しく推進されている。今年1−7月の石炭生産能力解消は約8000万トンに達し、通年の1億5000万トンの50％以上に達している。粗鋼生産能力が2470万トン削減され、通年の3000万トンの8割以上に達している。過剰生産能力の解消により、鉄鋼、石炭、石炭火力発電などの業界の生産能力稼働率が大幅に向上し、需給関係が大幅に改善され、企業の効率が持続的に好転した。上半期の鉄鋼業界の一定規模以上の企業の利益が93.4％、石炭業界が18.4％、電力業界が28.1％増加した。
趙氏は今後の取組内容について、次のように述べた。石炭業界は現在、過剰生産能力の解消の目覚ましい成績を手にしているが、依然として構造調整と新旧原動力切り替えの「陣痛期」にあり、高品質の供給体制がまだ完全に構築されていない。確固不動の姿勢で党中央及び国務院の各種決定事項の実施を徹底し、供給体制の質向上を主な取組内容とする。総量的な過剰生産能力の解消から構造的かつ系統的な解消に移り変わり、業界の高品質発展の実現に向け努力する。（1）関連政策措置をさらに改善し、過剰生産能力解消の制度のボトルネックを解消する。生産能力、債務、ゾンビ企業の整理を促す。（2）破壊と革新の結合、革新的枠組みが確立した後に旧枠組みを退出させるいう原則を貫き、高品質かつ先進的な生産能力を秩序正しく発展させる。安全でクリーンな、効率的で安定的な石炭供給能力の強化を続ける。（3）土地、環境保護、エネルギー消費、安全の理念を高め、石炭業界の法治化水準を高め続ける。（4）石炭・電力会社のジョイントベンチャー、モデルチェンジ・アップグレードの推進を加速する。生産能力の置換、中長期契約、石炭価格の異常な変動への対処など一連の長期的かつ効果的なメカニズムをさらに構築し、石炭業界の高品質発展に向け力強い保障を提供する。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年8月17日
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