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発信時間：2018-08-16 16:32:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　課題を迎え積極的かつ正確に対応

　金融リスクの防止と解消ですでに一定の成果が上がっているが、現在の経済運行は安定しつつ変化しており、金融面に新たな問題と課題があることにも注意が必要だ。

　国有企業、地方の債務リスクが残されており、レバレッジ構造の改善が待たれる。企業のガバナンス改革が遅れており、金融監督管理の弱点も無視できない。ネット金融のリスクが時おり生じ、特別対策活動がまだ終了していない。

　国務院金融安定発展委員会第2回会議で指摘されたように、中国経済はまだ新旧動力転換の時期にあり、長期的に蓄積されてきた金融リスクが多発する時期に入り、外部の不確定要素がやや増加している。積極的かつ着実に、より正確に対応しなければならない。

　正確にリスクに対応するためには、金融の調節弁をしっかり把握し、金融という「生きた水」の流れを上手く導く必要がある。リスク蓄積を抑制し、さらに資金の脆弱な「窪地」へと導く。

　中国銀行国際金融研究所の宗良副所長は、「金融安定」の中心となるのは金融政策伝導メカニズムのスムーズ化、実体経済への貢献能力・水準の向上、実体経済と金融の良性の相互作用の形成だと指摘した。

　金融リスクの防止と解消は攻略戦であり、持久戦でもあり、長期的に効果を発揮するメカニズムの構築を無視できない。専門家は「金融及び重要分野の改革をさらに掘り下げ、地方政府の債務による資金調達体制を健全化し、金融機関・企業ガバナンス構造を改善し、不動産抑制策調整メカニズムの構築などが必要だ」と指摘した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年8月16日

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