中米貿易摩擦による不確実性、それから輸入品への関税上乗せがさらに広がる可能性を受け、緊張を強める米国の輸入業者は貨物を7月中にロサンゼルス港に運び込んでいた。通常ならば、これらの貨物は今年の遅い時期に到着するはずだった。港に入る貨物が激増した結果、ロサンゼルス港及びロングビーチ港周辺の元より少なかった保管スペースが、さらに狭められることになった。米CNBCが15日に伝えた。
ロサンゼルス港の担当者は「私たちはリアルタイムで、多くの在庫品が事前に出荷されるのを目にした」と述べた。ロサンゼルス港は北米で最も忙しいコンテナ港だ。「7月のコンテナ取扱個数は記録を更新したが、貨物がさらに押し寄せようとしている」
ロサンゼルス港が15日に発表した報告書によると、7月のコンテナ貨物量は前年同月比4.6%増で、積み下ろされた輸入品は5%増となった。輸出は8.4%増。同港は、同月の積み下ろし量により、「これまでで最も忙しい7月になった」と称した。
近くのロングビーチ港も先ほど、「これまでで最も忙しい1年」を迎えていると表明していた。しかし「海運アライアンスが貨物船の配置と停泊先の調整を決定した」ため、7月の積み下ろし量は4%減少したという。