アリババとアフリカの経営者、「人類運命共同体」の理念を共有

アリババとアフリカの経営者、「人類運命共同体」の理念を共有。

タグ:アリババとアフリカ

発信時間:2018-09-04 10:33:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 多くの人のアフリカへの印象は、草原、ライオン、バオバブの木に留まっているが、デジタル経済の種がこの沃土に根を下ろし、発芽している。2期の研修の受講者の中には、未来の馬雲がいるかもしれない。

 

 ケニアの受講者のFelix Mwauraさんは現在、オンライン物件賃貸サイトの「Kopay」を運営している。彼はオンライン決済システム、オンライン賃貸プラットフォーム、ペーパーレス化契約により、ケニアの物件賃貸システムを改善しようとしている。研修を終えた彼は学んだ知識と方法を活用し、1年内に1000件以上の空き家資源を見つけ、物件の登録フローを1分内に短縮し、謙虚で変化を好む企業文化をつくるという目標を打ち立てた。彼は3カ月もたたないうちに、目標の3分の1の弱を達成し、1400の物件を見つけた。

 

 Lars Veulさんは南アフリカ企業、小売業者と消費者に物流配送サービスを提供する「Pargo」の創業者だ。彼は中国の農村の発展から、大きな啓発を受けた。「豊かになりたければ、先に道路を建設する」この直観的な感覚を持った彼は研修終了後、南アフリカで1750軒の物流配送ステーションを増設した。これは主に南アフリカの農村に位置する。「物流インフラで先に進み、南アフリカの農村がより早くECネットワークを接続できるようにしたい」

 

 アリババの馬雲会長は、アフリカからやって来た若き創業者たちを励まし「アフリカのために100のアリババを持ち帰らなければならない」と述べた。この杭州市に経営者を招き研修を行うプログラムは、アリババがアフリカ向けに「人類運命共同体」という理念を実践するための4つの計画の1つだ。

 

 馬氏は2017年7月、ルワンダの首都キガリで開かれたYouth Connketアフリカ青年サミットで、この▽アフリカの若き経営者200人を杭州市の研修に招待する▽アフリカの大学及び政府と協力し、学生の研修を行う▽保護区巡視員奨励基金を設立する▽1000万ドルのアフリカ若手創業者基金を設立する――という4つの計画を発表した。

 

 宋氏は「私たちが今日、本当にアフリカを支援しようとするならば、最も重要なのは単なるビジネスモデルの輸出ではなく、人類運命共同体という高みに立ち理念を広めることだ。アフリカで人材育成を重点的に実施するのは、アフリカが自らの人材システム、生態系を構築することで、持続可能な発展を実現することを願うからだ」と話した。



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