民間投資の好転、基礎と支えを持つ
民間投資の増加率が近年、持続的に上昇しているが、この流れは下半期も維持されるだろうか。国家発展改革委員会投資司の韓志峰副司長は「今年に入り、民間投資の運行全体は2つの安定・2つの改善という特徴を示している。民間投資の安定的な好転を支える積極的な要素の蓄積が続いている」と述べた。
「2つの安定」とは、まず民間投資の増加率が持続的に上昇する流れの安定だ。今年に入り、民間投資の増加率は8%以上を維持しており、常に投資全体の増加率を上回り、月を追うごとに上昇している。次に民間投資が占める割合の安定で、5年に渡り投資全体の60%以上を占めている。今年1−7月は62.6%。
「2つの改善」とは、まず民間投資構造の改善だ。製造業の投資全体に占める民間投資の割合は80%以上。今年1−7月の製造業民間投資は8.6%増。次に、一部地域の民間投資の成長の流れの改善だ。浙江省や広西チワン族自治区など17省の民間投資の増加率は、今年1−7月に10%以上に達し、全国の民間投資の成長を力強く支えた。
韓氏は「民間投資の安定的な好転を支える積極的な要素が蓄積を続け、政策の効果が絶えず顕在化している。民間投資の増加率が投資全体の増加率を上回る、良好な基礎と支えがある。各種政策措置の実施に伴い、民間企業の政策への満足感と信頼がさらに強まり、民間の効果的な投資の活力をさらに引き出し、民間投資の持続的・安定的な成長を維持する」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月7日