同ガイドラインによると、国家能源局が旗振り役となって、国家標準化局が技術指導を進め、国家安全局が加わり、この3当局で国家レベルの原発標準化指導者グループを構成。この下に各級、各専門職の標準化専門家委員会を設置し、原発標準に関する研究や制定、統一化作業を進めている。
ガイドラインの作成に加わった中国工程院の院士で、中国の国有原発大手、中国核工業集団公司(CNNC)の科学技術委員会副主任を兼務する葉奇蓁氏はこのほど、科技日報の取材に対し、次のように述べた。
「原発標準は実際には実務を通じて作られるものだが、原発の建設と運営において世界有数の実績を誇る中国であれば、先進的な原発標準を制定することができると確信している」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月12日