経済参考報の記者が11日、中国鉄路総公司から得た情報によると、川蔵鉄道雅安〜林芝区間新設のフィジビリティスタディ評価・審査会が10日、北京市で開かれた。これは川蔵鉄道の建設前の作業が着実に推進されていることを意味する。
鉄道建設は今年以来、「弱点補強」を強めている。データによると、1−8月の全国鉄道投資完成額は4612億元に達し、960キロが新たに開通した。うち中西部の鉄道インフラ投資完成額は2310億元で、全国鉄道インフラ投資の68.1%を占めた。中西部地区は今年、新規着工プロジェクト16件を計画しており、うち12件がフィジビリティスタディの承認を得ている。
中国の鉄道は近年、急速に発展しており、常にインフラ投資拡大で中心的な位置を占めている。2014−17年まで、全国鉄道固定資産投資完了額は毎年8000億元を上回っており、今年は7320億元を予定している。
中国鉄路総公司の関連部門の責任者によると、同社は建設中及び年内稼働開始のプロジェクトを重点とし、今年すでに23件の新規プロジェクトの着工許可を得ている。投資規模は4033億元。建設中のプロジェクトの推進を加速し、全国で鉄道を新たに960キロ開通させる。うち高速鉄道は911キロ。渝貴、江湛、昆楚大などの重点プロジェクトが順調に開通し、運行開始している。鉄道・水路連絡輸送、港湾各種輸送体制の建設を積極的に推進している。1−8月の全国鉄道投資完成額は4612億元で、年間計画の63%(前年同期比6.2ポイント増)を終えている。うち国家鉄道は4385億元。