日本の菅義偉内閣官房長官は9日夜の記者会見で、北海道地震により42人が死亡し、1人が行方不明になっていると発表した。今回の地震による被害が深刻なのは厚真町だ。中国中央テレビ(CCTV)の記者は9日、厚真町の避難者を取材し、現地の避難生活の現状を知った。
厚真町は8つの避難所を設置しており、約1000人が避難生活を送っている。厚真町役場入口の情報欄は、地震による死傷者数と避難所の状況を更新している。記者はそこで、最新情報に目を向けていた避難者の山崎美菜さん(17)と出会った。
山崎さん:これは今日の(9日)午前9時の最新情報です。ここでは本日の交通回復状況を知ることができるので、毎日1時間ごとに見に来ます。
中国メディアが被災地の状況に注目していることを知ると、山崎さんは自ら避難所生活を紹介してくれた。山崎さんと両親の3人は現在、町役場裏側の「総合福祉センター」の避難所で生活している。プライバシーを守るため、避難者の休憩場所は撮影が認められていない。山崎さんは避難所の入口から、ここ数日の避難生活を話してくれた。