山崎さん:これは昨日開設された女性用のお風呂です。昨日すぐに入りたかったのですが、忙しくて入れませんでした。時間ができれば入りたいと思います。これはボディソープで、あれはシャンプーとリンスです。
記者:入浴に手続きは必要ですか?
厚真町避難所の職員:必要ありません。入浴は無料です。ボディソープ、シャンプー、リンスがなければここで借りられます。入浴後に返却していただければ結構です。
9日午後3時前、厚真町で雨が降った。山崎さんは、震災後に多くの場所で土壌が緩み、降雨により山崩れが生じる可能性があると考えた。彼女は北海道旭川市で暮らす母方の祖父母のことを心配した。電波が届きやすいようにするため、山崎さんは外で祖母に電話をかけた。
山崎さん:心配だから電話したの。
祖母:こっちは電気が使えるようになった。物資も十分に補給され、生活できている。水も使えるよ。
山崎さん:そうだったの。
祖母:大丈夫、昨日は震度4の余震があったけど。
山崎さん:そう、震度4の余震ね。
祖母:だから元気を出して、頑張らないと。
山崎さん:分かった、頑張るよ。
祖母:元気を出して、頑張ろう。
山崎さん:分かった、元気でね。
6日未明に北海道胆振東部で強い地震が発生してから、揺れを感じる余震は140回以上発生している。地殻活動はまだ安定していない。山崎さんは今回の震災が一日も早く終わり、家族といつもの生活を再開することを願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月11日