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発信時間：2018-09-13 16:10:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　アジア金融協会理事長・中国建設銀行会長の田国立氏は、「新興産業は世界の次ラウンドの科学技術変革と産業革命の方向を示し、グローバル経済の回復と成長の実現において重要な原動力でもある。新興産業の発展に金融の支えは欠かせず、金融革新に対する要求も高い。金融リスクは金融革新と発展において研究すべき重要な課題であり、金融革新とリスク管理のバランスをとることができれば、金融の持続的かつ安定した発展を維持できる。金融機関、国、または地域レベルの金融市場整合と危機対応のどれにも国際協力は欠かせない」と述べた。

 

　三菱東京UFJ銀行（中国）の吉川英一会長は、金融科学技術とエコ金融の発展について紹介した。吉川氏は、「高齢化の国と地域にとって、金融科学技術は経済成長の質を高め、社会問題の解決を促す。しかし、金融の安全と安定を維持するため、金融管理部門は金融革新に関する有効的な管理政策と業界基準を設定する必要がある。エコ金融の発展において環境と金融は切り離すことのできないテーマだが、エコ投資の効果が現れるまでは長期間かかり、前期投資の回収は遅い。世界の資源を低炭素経済に導くには政府からの資金だけでは足りない。民間資本を活用する必要があり、これに各国政府と金融機関の間の情報共有と連携は必須となる」と話した。

 

　主旨演説で、中国と日本から参加した銀行および金融機関の責任者は新興産業の発展が金融革新にもたらす新たな要求とチャンスを全面的に分析し、金融革新とリスク管理における国際協力の必要性と可能な方法を話し合い、新時代の国際金融協力の道を切り開いた。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2018年9月13日

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