中国国家発展改革委員会(発改委)国際協力司副司長の夏晴氏は夏季ダボスフォーラム記者会見で、「今回のフォーラムが第4次工業革命の最先端の視点と技術の流れを共有し、中国の新時代の発展、世界の福祉増進の大きな原動力になることを期待する」と話した。
世界経済フォーラム大中華圏首席代表のデビッド・アイクマン氏は、「中国が40年間取り組んできた改革開放は、国民と世界に非常に多くのチャンスをつくった。これも、われわれが対話と議論を行い、協力とウインウインのソリューションを探しにここへ来る理由だ」と説明した。
フォーラムのテーマは「第4次工業革命におけるイノベーション型社会の構築」で、主な議題として、人工知能、IoT、ゲノム編集などの新興技術が駆動する第4次工業革命が、経済や社会、地政学に及ぼす影響を話し合う。
フォーラムが開催される天津梅江会展センターの内部には、科学技術元素の「コミュニティー」ができあがり、人工知能関連の各種分科会のほか、生活関連のロボット、新設備も各会場に設置された。