調査報告:AIは中国に9000万の雇用を創出

調査報告:AIは中国に9000万の雇用を創出。

タグ:雇用 変革 AI戦略

発信時間:2018-09-21 13:42:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「中国の雇用が新技術時代に入った」。ドイツ経済紙の19日の報道によると、国際会計・コンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパースは18日に天津で開かれた世界経済フォーラム・ニューリーダー年次総会で、今後20年、人工知能(AI)および関連技術により中国の雇用は約12%増加し、約9000万人分の雇用を創出するという報告を発表した。


 プライスウォーターハウスクーパースは以前の報告で、AIおよび関連技術がイギリスなどの経済協力開発機構(OECD)加盟国の雇用に与える影響はニュートラルだが、中国の雇用に対しては積極的な影響を与えるとした。今後20年の中国の現有職位の新技術代替率は26%に達するが、AIおよび関連技術は中国に38%の新雇用を創出し、国内総生産を大幅に向上させ、新技術は雇用を約12%引き上げると予想される。


 報告作成に携わったプライスウォーターハウスクーパースのエコノミストのジョン・ホークスワース氏は、「中国のAIおよび関連技術への投資には巨大なビジネスチャンスが潜んでいる。変革から最も受益するのは潜在的ニーズの大きい医療・保健などの業種だ」と話した。


 報告によると、中国経済のモデル転換に伴い、工業分野の雇用は低賃金労働密集型から価値の高い職位に変わり、AI化設備を生産し輸出と国内のニーズを満たすようになっている。2017年、中国は次世代AI計画を打ち出した。同計画は世界で最も全面的なAI戦略の1つで、プライスウォーターハウスクーパースの報告のプラス評価を後押ししている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月21日

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