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発信時間：2018-10-08 15:34:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国人民銀行が7日に発表したデータによると、中国の外貨準備高は2018年9月末現在で3兆870億ドルで、8月末比で227億ドル減（0.7％減）となった。

 

　国家外貨管理局の王春英報道官によると、米ドル指数が8月末より横ばいとなり、米ドル以外の主要通貨のレートが上下に変動し、主要国の債券価格が小幅下落した。「レート換算及び資産価格変動などの総合的な影響により、外貨準備高が小幅減となった」

 

　中国金融先物取引所派生品研究院の趙慶明チーフエコノミストは「米連邦準備制度理事会（FRB）の利上げの債券市場への影響が比較的顕著で、米国債収益率が大幅に伸び、米国の5年物国債収益率もこのほど3％を突破した。10年物国債収益率は一定期間に渡り、3％以上を維持している。FRBの利上げは、世界の債券価格の下落を促した」と指摘した。

 

　王氏は「今後についてだが、外部環境は依然として大きな不確実性に直面しているが、中国経済には高い適応力と外部のリスクへのコントロール力がある。穏健なファンダメンタルズは引き続き、外為市場の安定運行に堅固な基礎を提供する」と分析した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年10月8日

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