ザーサイや即席麺 低価格消費財の販売好調の理由

ザーサイや即席麺 低価格消費財の販売好調の理由。

タグ:ザーサイ 即席麺 低価格消費財

発信時間:2018-10-09 15:23:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ザーサイ、ソーセージ、即席麺などの低価格消費財が再びかつての勢いを取り戻し、販売量が反転上昇している。この状況は多くの市場関係者から、飲食消費アップグレードのターニングポイントとされている。しかしアリババ傘下の地域生活サービスサイト「口碑」が先ほど発表したデータによると、低価格消費財の盛り返しと同時に、外食市場の内容も急拡大している。食に関する消費の需要の多元化が、今回の飲食消費アップグレードの顕著な特徴になっている。


 人々の日常的な食事の消費構造において、低価格消費財の販売量が急増している。また日本料理や魚介類など割高な料理も同じ時期に急成長し、消費者の毎回の食費は前年同期比で15%以上も増えている。


 ザーサイ、ソーセージ、即席麺などの低価格消費財そのものを見ると、消費者から直接食べるため購入されるほか、飲食店の料理の食材になっている。データによると、ザーサイ、ソーセージ、即席麺などの低価格消費財を食材とする料理は、今年1−8月に各種飲食店での販売量が安定的に増加した。ザーサイの月平均消費増加率は3%、ソーセージは11%、即席麺は7%の水準を維持している。


 先ほど発表されたデータによると、食の消費アップグレードは食べることそのものの多元化の他に、成熟を続ける観念のアップグレードも大きな特徴となっている。健康的で無駄のない、品質とコストパフォーマンスを兼ね備える消費の観念が現在、外食消費の新たな流れになっている。


 「口碑」において、8月末現在で「軽食」「健康」「素食」などのキーワードを店名につける飲食店の数が前年同期比で急増し、伸び率が20%弱に達している。消費の好みについて、健康的な概念を持つ料理の販売量は、今年1−8月に前年同期比で7割弱も増加した。これらの料理の販売量は現在も、安定的な高度成長を維持している。地域別に見ると、上海市と北京市の住民が全国の健康的な飲食のブームをけん引しており、両市の住民はこの1カ月で国内の約4割の各種軽食を消費した。


 業界関係者によると、外食消費水準全体が急速に向上すると同時に、超高級外食消費(1人平均300元以上の飲食店)及び低価格飲食店での食事の需要が同時に減少している。全体的に見ると、外食市場規模は1−8月に前年同期比で10%弱拡大したが、1人平均300元以上の飲食店の利用客数は目に見えて減少し、月平均の下げ幅は3%弱に達した。また1人平均30元以下の割安な飲食店も冷遇され、8月の利用客数は1月より10%弱も減少した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月9日

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