国慶節の銀聯カード消費規模が過去最高を記録

国慶節の銀聯カード消費規模が過去最高を記録。

タグ:国慶節連休

発信時間:2018-10-09 15:27:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国銀聯は8日、2018年国慶節連休の銀聯ネットワーク取引データを公表した。銀聯ネットワーク取引総額は1兆5800億元、取引件数は7億9400万件、1日あたりでそれぞれ31.9%と24.5%増加。今年の国慶節7日間の銀聯カード銀行間取引規模は前年の国慶節8日間を上回り、国慶節連休の過去最高を記録した。


買い物類の1日あたり消費額は前年比40%以上増加


 旅行、会食、買い物の消費は連休の消費の主な内容となっている。


 旅行関連については、今年の国慶節連休の航空、鉄道、道路、マイカー関連の給油などの1日あたりの交通支出は前年比約50%増、ホテル・宿泊類は約60%増。中国銀聯データアナリストの陳漢氏は、「国慶節連休は旅行のピークで、さらに全国の多くの地域が近ごろ天気が良く、過ごしやすい気候であるため、庶民の外出意欲はより高まった。河南、遼寧、吉林などの地域で交通関連の1日あたり消費量が最も増加した」と述べた。


 親族・友人訪問、会食は国慶節連休に欠かせない項目である。飲食面については、国慶節連休の1日あたり消費額は前年比50%以上の増加となった。消費状況を見ると、北京、広東、江蘇の3地域で飲食店利用者が最も多い。貴州と陝西の飲食関連消費は増加幅が最も大きい。この2地域は特徴的なグルメの里であり、帰省者も旅行者も地元グルメを堪能することが連休に欠かせないこととなっている。


 買い物消費については、国慶節連休の日用品、大型家電、ジュエリーなどを中心とした買い物関連の1日あたり消費額は前年比40%以上増加。消費総額を見ると、北京、広東、河南がトップ3になり、前年比増加幅では北京、重慶、甘粛が最大となった。


海外旅行が引き続き人気 取引額も大幅増


 国慶節連休は伝統的な海外旅行ピークであり、今年の国慶節連休の銀聯カード在外取引には以下の特徴が見られた。1つ目は、旅行先が分散され、欧米豪などの遠い地域が人気を集め、モーリシャス、モロッコ、ベルギー、アイスランドなど新興の目的地の取引量が大幅に増加。海外旅行人気が続き、カンボジアやロシアなどで消費額が前年比約30%増加した。2つ目は、モバイル決済商品が観光客に支持され、日用品、飲食、スーパー、ホテル、交通関連の取引量の増加が目立つ。3つ目は、「爆買い」からレジャー観光、体験への変化が目立ち、フリー観光客の消費はより現地化し、海外の交通、レジャー、スーパー、飲食、宿泊関連の銀聯カード取引額が引き続き増加した。


 国慶節連休、多くの観光客がマレーシアのホテル、日本の人気レストラン、イギリスのアウトレットなどでの便利なカード決済、チェコ、トルコ、メキシコなどの旅行先での消費体験など在外消費の経験をインターネットでシェアした。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月9日




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