1万社弱が深センに進出
国際貿易・投資環境の不確実性が今年に入り拡大しているが、外資系企業の対中投資の熱は冷えていない。深センを例とすると、外資系企業は流れに逆らい深センに進出している。今年1−8月に新設された外資系企業数は前年同期比186.25%増の9724社に達した。専門家は、中国内陸部の広大な市場に期待する外資が、国家革新型都市である深センの投資チャンスを見逃すはずがないと判断した。経営環境の改善、効率的な産業体制の形成により、深センは貿易戦争を迎えた外資が中国で投資拡大するための「避難港」になっている。
報道によると、国務院常務会議は国慶節前に再び「より積極的で能動的な開放戦略を実施」するシグナルを発した。外資系企業の重大プロジェクトの誘致を推進し、知的財産権の保護に力を入れるといった開放措置は、中国に進出した外資系企業にとって有利だ。
外資が撤退せず投資拡大